グラボのコード43エラーでハマった話
お久しぶりです。カインです。
見事に三日坊主がキマって1ヶ月近く放置していました。
新型HHKBを購入して文字が打ちたくなったので投稿します。
私事ではありますが、2年ほど悩まされていた問題が解決されたので事例として紹介します。
よくある話でもないのでサクっと端折って書きます。
グラフィックボードのドライバでエラー発生
私の現在のメインPCは2016年6月頃に自作し、今も稼働しています。
とある日、次のようなエラーが発生しました。
問題が発生したのでこのデバイスは停止しました。(コード 43)
このエラーはドライバが異常だからグラボを正常に認識できないYO!というもので、画像処理にグラボが使用できません(たぶん)
手あたり次第解決策を試す
- Windows 10のダウングレード
1803から1709に戻すことで正常に認識するようになり、当面はこれで凌いできましたが、サポートも終了し騙し騙し使うのも難しくなってきたので重い腰を上げて、「nvidia code43」等のキーワードでググり、引っかかったものを手あたり次第試しました。
- DDUを使ってドライバを完全にアンインストールしてから再インストール
- 上記の手段で複数のバージョンのドライバを試行
- マザーボードのBIOS(UEFI)のアップデート
- BIOS(UEFI)の設定変更(オンボードグラフィックの無効化)
- VIRTU MVPのアンインストール(もともと入れていない)
- Windowsの初期化
どれを試してもだめでした。
文字で書くとこれだけのことしかしてませんが、再インストールや初期化はめちゃくちゃ時間がかかるので心が折れそうになります。
色々試したところ、Windows 10 1709、NVIDIA 382.05では正常に動作するようだが、1803に上げてもだめ、ドライバを変えてもダメでした。
解決に至った手段
諦めかけていたとき、グラボのBIOSのカスタマイズや、コード43エラーのフォーラムで電圧を変えたら直ったという情報を見つけました。
グラボのBIOSは自分では弄ってないけど、メーカーのカスタムや前オーナーが弄っている可能性があるかも…と思いダメ元でやってみました。
BIOSのデータを入手する
VGA Bios Collection | TechPowerUp
このサイトからグラボのBIOSを入手します。
何個かBIOSがありましたが、最もCore/Mem/Boostが低いものを選びました。
BIOSを上書きする
NVIDIA NVFlash Download | TechPowerUp
NVFlashというツールを使い、グラボのBIOSを書き換えます。
コマンドはこちらのサイトを参考にしました。
GeForce GTX 1080のVideo BIOS書き換え | PCパーツ海外情報
なお、nvflashのコマンドはnvflash64で実行しています。(64bitOSのため)
直りました!!!
半ば諦めていただけにめちゃくちゃ嬉しい!
Windows 1909を使える喜び!!
最新版を使用できる安心感は違いますね。
何が原因だったのか
解決した時点で満足してしまい、根拠を探していないので妄想です。
グラボはヤフオクで購入したものなので前所有者がカスタマイズしていたか、そもそもメーカーでOC仕様にチューニングされていた可能性があります。
何度も再インストールした時間を返してほしい/(^o^)\
ついでにGoogle Chromeが真っ黒になった
グラボが直ったと思ったらChromeが真っ黒になるようになってしまいました。
本当にただ真っ黒なだけだったのでSSはありません。
%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\ShaderCache
を削除する
ざっくり結論から言うと、上記の方法で解決しました。
グラボのBIOSが変わったから別物として認識されたのかな?わかりません。
Chromeのショートカットのリンク先に「--disable-direct-composition」を追加する方法や、ハードウェアアクセラレーションを切る対処方もありましたが、どちらもその場しのぎでしかなく、Google Mapの3Dビューが使えなくなったので論外でした。
今回の件で得た教訓
新品を買おう。