スマートスピーカーって何に使うの?Amazon Echoの使用例
レビュー系の記事ばかりになってきました。カインです。
CMや家電量販店でもよく目にするようになったスマートスピーカー。
なんとなく出来ることはわかるけど、実際便利なの?と思っている方も多いのではないでしょうか。
こちらもルンバと同時期に使用し始め、4ヶ月ほど経過したのでレビューしてみます!
スマートスピーカーとは
声で操作するスピーカーのことです。
声で入力したコマンドをインターネット上のサーバーへ送り、実行結果をスピーカーが教えてくれる、という仕組みになっています。
※インターネットにはWi-Fiで接続します。
スマートスピーカー対応家電や、スマートリモコンとの併用で、家電を声で操作できるようになります。
Google HomeにするかAmazon Echoにするか迷いましたが、ウェイクワード(「OK、Google」や「アレクサ」等の起動するための言葉)が短いAmazon Echoにしました。
2019/11/1現在、Amazon Echoのウェイクワードは「アレクサ」、「エコー」、「アマゾン」、「コンピュータ」から選択できますが、私は「エコー」に設定しています。
ちなみに「エコ」でも反応するので、現状最も短いウェイクワードだと思います。
私が使用しているものは液晶ディスプレイ付きの、Amazon Echo Spotです。
残念ながらEcho Spotは販売終了しているので、今買うとするとEcho Show 5にすると思います。
スマートリモコンとは
スマートリモコンは、スマートスピーカーに対応していない家電でも、赤外線リモコンによる操作ができる家電であれば、疑似的にスマート家電化できるというモノです。
私はNature Remoという製品を使用しています。
スマートスピーカーと併用せず、スマートリモコン単体で使う場合は、
- スマホから操作する
- スケジュールで操作する
- 指定した広さのエリアに出入りがあったら操作する
- 温度・湿度・明るさ等の条件によって操作する
- 人感センサーに反応によって操作する
- 複数の家電を同時に操作する
ざっくりと、こういったことが出来るようになります。
スマートスピーカーと組み合わせることで、古い家電を声で操作できるようになるので、併せて使うことをおすすめします!
どういうことに使っているの?
スマートスピーカーで出来る事は、色々なサイトやブログでまとめられているので割愛します。
私がよく使っている機能は、例えば、
- 卓上時計(液晶付きモデルのため)
- 天気予報
- 路線の遅延情報確認
- ニュース再生
- タイマー
- リマインダー
- アラーム
- 電気のオン・オフ・明るさ調整
- 空気清浄機のオン・オフ、加湿機能のオン・オフ
- サーキュレーターのオン・オフ、風量変更
- エアコンのオン・オフ、モード切替、温度切替
といったものがあります。
水色の部分の項目については、スマートスピーカー対応家電か、スマートリモコンを別途用意する必要があります。
何が良いの?
- リモコン不要
- どこでも家電操作
- 家電同時操作
- スケジュール機能
- 近づいたらON、離れたらOFF(スマートリモコンの機能)
リモコン不要
シンプリスト的にも相性が良くて、リモコンが散らかっていたり、どこにいったかわからないといった問題から解放されます。
埃の積もったリモコンや散らかったリモコンを見なくて済むのは気分が良いものです。
どこでも家電操作
部屋のどこでも操作できるのが思っていた以上に便利です。
ベッドで横になったまま照明を点けたり切ったり、エアコンの温度を変更したりと用途は様々です。
また、スマホでの操作は部屋内に限らず、インターネット環境さえあれば文字通りどこからでも操作できます。
夏場は帰宅途中にクーラーを入れておけば、帰った時間には涼しくなっているのが凄く良かったです。
家電同時操作
複数の動作を1つのセットとして設定できるため、自由な組み合わせで一斉に操作できます。
家を出るときに、「すべてオフ」と言えばすべての家電をオフにできたり、「空調オン」と言えばサーキュレーター・空気清浄機・エアコンの3つをオンにすることができたりします。
スピーカーの再生と家電の操作もセット内に作れるため、朝起きる時間にスピーカーを鳴らしつつ照明を点けてといったことも可能です。
スケジュール機能
スケジュールを組むことで、決まった時間に家電操作やスピーカー機能が自動で実行することができます。
私は、朝7時20分に照明が点き、22時30分にはシャワーを浴びるよう喋って促してもらっています。
普通、予約機能が付いている照明はなかなか無いと思いますが、そんな家電も予約可能にしてしまえるのが凄いですね。
朝にニュースや天気予報、遅延情報等を自動的に流してみても面白いかもしれません。
近づいたらON、離れたらOFF ※Nature Remoの機能
指定した範囲にスマホが入ったら動作するよう設定できます。
最初の頃は帰宅したら「すべてオン」と言って家電を操作していましたが、今では最寄り駅に付いたら自動的にオンにするようにしています。
帰宅時に家電の操作が不要になり、快適になりました。
ちなみに、家から出たときに家電をオフにすることもできますが、オフは自分で確かめたいのであえて音声操作にしています。
残念なところ
- Web検索はあまり賢くない→ググったほうが良い
- 動画や音楽再生中の認識率の悪さ・誤認識
- 音質はそこまで良くない
Web検索はあまり賢くない
周囲の施設情報や簡単な言葉の意味などは答えてくれますが、ちょっと長い複雑な音声入力になると、「すみません、わかりません」と言われてしまいます。
回答も音声によるものがメインになるので情報量が少なく、「ちょっとしたこと」を調べるのでなければ、Google先生に聞いた方が早いです。
動画や音楽再生中の認識率の悪さ・誤認識
動画や音声を再生すると、音量にもよりますが認識率が悪くなります。
「エコー」(無反応)→「エコー!」(無反応)→「エコー!!!」(反応)
といった感じになります(笑)
遠くで話している声よりも近くで鳴っているスピーカーの方が音量が大きくなってしまうのでこれは仕方がないですね。
また、動画を見ていたり、ボイスチャットで話をしているときに、スピーカーの音声に誤反応してしまうことがあります。
そのまま入力時間が終了してしまえばいいのですが、運が悪いと何かを実行するコマンドになってしまうことがあります。
マイクをミュートすることも出来るので、集中したいときはミュートにするのも有りですね。
音質はそこまで良くない
サイズの割には良いと思いますが、普通のスピーカーと比べるとどうしても劣ってしまいます。
普段使用するスピーカーが無い人は、スマートスピーカーで音楽鑑賞してもなんら問題ないと思いますが、普段良い音で聞いている人はとても聴けたものじゃないです(笑)
やってみたいこと
- 外部スピーカーからの再生
音質が微妙なので、外部スピーカーから出力したいところですが、私のスピーカー環境はPCからのUSB出力なので、実現するにはミキサーという機械が必要になります。
Bluetoothからも出せますが、音にはこだわりたいのであまり考えていません。
良いスピーカーから出せるようになれば、音楽再生も魅力的な機能になりそうですね。
現状使っている機能で、やりたかったことは大体できているので、満足しています。
今後ユニークな使い方が開発されるのを期待しましょう。
まとめ
- 無くても困らないけど、あるととても便利になる
- 屋外からの家電操作、複数同時操作、スケジュールによる操作などの、今までできなかったことが出来るようになる。
- スピーカー単体としても、タイマー、リマインダー、天気予報、ストップウォッチ、ニュース等が便利
- 音楽鑑賞には向かない
ハイテクでスマートな生活に興味のある方の参考になれば幸いです。