HHKBを充電式電池(eneloop)で使用するとどのくらい持続するのか
HHKBを購入してから1年近く経ちました。
最初にBTモデルを購入してレビュー記事を書きましたが、実は売却してHYBRID Type-Sに買い替えましたw
HYBRIDのレビューはいずれ書くとして、使用前から懸念だった電池について書きます。
HHKBの電池はどのくらい持つのか
以前レビューしたBTモデルや、HYBRIDモデルをBluetoothで使用する時は単3電池を2本使用します。
2本くらいなら安いものですが、長く使うと気になってくるのがランニングコストです。
電池の持続時間は、グーグル先生によるとアルカリ乾電池で2~3ヶ月程度のようです。
年に4~6回程度の交換なので微々たるコストですが、貧乏性なので最初から充電式電池のeneloopを使おうと決めていました。
8ヶ月程データが取れてきたので、eneloopの実証結果を発表します!
利用環境
実は自宅用と会社用の2台を購入しているので、それぞれの前提条件をまず提示します。
自宅用HHKB | 会社用HHKB | |
---|---|---|
利用頻度 | ほぼ毎日、起きてから寝るまで 私用PCと会社PCで切替え |
出社したタイミングのみ 2月以前は毎日出社 3月以降はテレワークにより月4日程度 |
未使用時 | 何もしない | 出社時に電源ON、退社時にOFF |
DIPスイッチ (Power Saving) |
ON(Disabled) | ON(Disabled) |
実証結果
自宅用HHKB
自宅用HHKBでは容量の大きいeneloop proと通常のeneloopを使用しています。
eneloop pro
使用開始日 | 使用終了日 | 使用日数[日] |
---|---|---|
2019/12/13 | 2020/01/08 | 26 |
2020/01/28 | 2020/02/24 | 27 |
2020/03/14 | 2020/04/10 | 27 |
2020/04/29 | 2020/05/27 | 28 |
2020/06/16 | 2020/07/12 | 26 |
2020/08/01 | 2020/08/28 | 27 |
平均 | 26.8 |
eneloop
使用開始日 | 使用終了日 | 使用日数[日] |
---|---|---|
2020/01/08 | 2020/01/28 | 20 |
2020/02/24 | 2020/03/14 | 19 |
2020/04/10 | 2020/04/29 | 19 |
2020/05/27 | 2020/06/16 | 20 |
2020/07/12 | 2020/08/01 | 20 |
平均 | 19.6 |
まとめ
自宅用HHKB
自宅用HHKBでは、eneloop proが約26日、eneloopが約19日という結果でした。
アルカリ乾電池の2、3ヶ月に比べるとどうしても劣ってしまいますが、十分使える範囲内かなと思います。
ただ、ゲーム中に電池が切れたりすると結構マズいので、カレンダーに交換日を入れておいて、切れる前に交換するのも良いかもしれませんねw
む、むむむ無線でゲームwwwww というコメントはナシで^^;
※体感だとほぼ遅延は感じないのでそんなに問題ないよ!
また、リモートワーク前の12月~2月末と、3月以降の使用日数がほとんど同じなので、Power SavingがONの場合は実際に使用しているかどうかはあまり関係無さそうでした。
※リモートワーク後の方が自宅用の使用時間が圧倒的に長いです
交換頻度が多いのが面倒な人はアルカリ乾電池、コスパ重視な人は充電式電池が良さそうですね。
会社用HHKB
会社用HHKBは毎日出社しても2ヶ月程度は持ち、月4日程度の出社だと4ヶ月も持続しました。
毎日電源をオフにすることがいかに省エネに繋がるかがわかりますね!
Power Saving オフでの使用も良いかもしれません。
G Suiteユーザーのエイリアス設定をリスト化するスクリプトを作った話
ドチャクソ複雑になったアカウントを整理していたところ、どうもエイリアスの設定がされているユーザーが一定数いることがなんとなくわかりました。
結婚等で苗字が変わったりしたときにエイリアスで対応してたりしているようです。
たとえば、山田さんが結婚して鈴木さんになったとします。
G Suiteアカウント → yamada@hogehoge.co.jp
エイリアス → suzuki@hogehoge.co.jp
これだけなら特に何も困りませんが、問題なのは別サービスのアカウント。
プロビジョニングで自動化しているイケイケな会社だと問題ないかもしれませんが、まだ発展途上な弊社は手動でサービスごとにアカウントを追加しています(ヤメタイ)
G Suiteは yamada@hogehoge.co.jp なのに、slackは suzuki@hogehoge.co.jp みたいなことが起こっていて、slackユーザーを yamada@hogehoge.co.jp で調べても出てこないわけです。
ユーザーリストをcsv出力して突合する場合も引っかからず、手作業で確認するハメになっています。。
ならばせめて誰がどんなエイリアス設定をしているのか知りたい!
と思って管理コンソールを弄るも、エイリアスの出力機能は無い模様…(以前はあった)
APIを使えばできそうなことはわかっていたので、諦めて作ることにしたのでした。
手法
- GASに処理させてスプレッドシートに結果を出す
Users.aliases:list のAPIを使います。
Users.aliases: list | Directory API | Google Developers
このAPIだけだと、1人のユーザーの結果しか取得できなさそうなので、エイリアスを調べる前にUsers:listでドメインユーザー全体を取得します。
Users: list | Directory API | Google Developers
作成手順
コード
コードの解説はコメントアウトで記述しているので、特にありません。
function AliasesList() { //----------変更箇所---------- var spreadSheetID = "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"; var domainName = "hogehoge.co.jp"; //---------------------------- var ss = SpreadsheetApp.openById(spreadSheetID); var sheet = ss.getSheets()[0]; //ユーザーを格納するための配列 var userList = new Array(); //シートをクリア sheet.clearContents(); //抽出対象の条件 var optional = { domain:domainName, //対象のドメイン maxResults:500 //初期値は100件までなので500件(MAX)に変更 }; //ヘッダー設定 userList.push(["姓","名","アカウント","エイリアス"]); //ユーザー情報の呼び出し var userData = AdminDirectory.Users.list(optional); if(userData.users){ for(var i = 0;i<userData.users.length;i++){ //ユーザー数分リピート var fName = userData.users[i].name.familyName; //姓の取り出し var gName = userData.users[i].name.givenName; //名の取り出し var mail = userData.users[i].primaryEmail; //メールアドレス(G Suiteアカウント)の取り出し var aliasesData = AdminDirectory.Users.Aliases.list(mail); //エイリアス情報の呼び出し if(aliasesData.aliases){ var aliasCount = aliasesData.aliases.length; //いくつエイリアスがあるかカウント for(var j = 0;j<aliasCount;j++){ //エイリアス数だけループ var alias = aliasesData['aliases'][j]['alias']; //エイリアスデータの取り出し var parameter = [fName,gName,mail,alias]; //格納データを整理 userList.push(parameter); //多次元配列に格納する } } } } var rows = userList.length; var cols = userList[0].length; sheet.getRange(1,1,rows , cols).setValues(userList); //シートに書き込む }
まとめ
思っていたより簡単に出来ました。
slackと連携させるとかよりは全然楽だった…!
これでアカウント整理が捗りそうです。
おまけ
いちいちプロジェクト開いて実行するのは面倒なので、実行用のボタンを追加します。
開いたときに実行したり、定期的に実行したりすることもできますが、そこまでの頻度では必要ないと思いますので。。
上記のコードの最後に以下のコードを追加します。
function onOpen() { SpreadsheetApp.getUi() .createMenu("管理") .addItem("エイリアス取得","AliasesList") .addToUi(); }
すると、スプレッドシートを開いたときにボタンが追加されますw
最近メインカードにしているVisaLINEPayクレジットカード
家計簿ネタを書こうと思って書き始めたら、クレカの紹介がメインになってしまいました。
VisaLINEPayクレジットカード
3%還元という高還元率のカード
今年最もアツいと言われているクレジットカードです。
2021年4月30日までポイント還元が3%という高還元率のカードです
それ以降は1%の予定です。
ポイントはLINE Payに貯まるので使いやすく、LINE証券口座を通すことで現金化もできます。
年会費は一応有料ですが、1年に1回以上使用すれば無料になります。
最近流行りのVISAタッチ決済にも対応してます。
表面にはカード番号が記載されておらず、エンボス加工もされていないシンプルなデザインが良いですね^^
LINE Payとの連携
2020年5月1日からLINE Pay残高での支払いはポイント還元がされなくなりました。
LINE PayとVisaLINEPayカードを連携させ、LINE Pay経由でクレカを使用する(チャージ&ペイ)を使えば、LINE Payでも最大3%還元を受けられます。
クレジットカードの3%還元は2021年4月30日までですが、過去半年で5,000ポイント以上還元(最上位ランク)を維持できれば、チャージ&ペイの3%還元はそれ以降も継続できます。
5,000ポイントの目安としては、
- 2021年4月30日まで→166,667円以上
- 2021年5月1日以降→500,000円以上
半年でこの額なので、十分狙える範囲かと思います。
ちなみにランクごとにクーポン券が貰える特典もあるので、こちらもまぁまぁお得ですw
還元対象外
公式によると下記の用途はポイント還元対象外となります。
・電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ (WAON,Edy,Suica,モバイルSuica,PASMO,モバイルPASMO,Kyash,三井住友カードが発行するプリペイドカード等)
※スマートフォン決済などのお支払い方法に設定したご利用分に対してはLINEポイントの還元対象になる場合があります。
・送金
・ギフトカードの購入(Visaギフトカード等)
・バリューカードの購入(iTunes,NETFLIX,Google,PlayStation,Amazon等)
・金融商品の購入(投資信託,証券,仮想通貨等)
・公営の期間や施設への支払い(博物館等での入館料,一部の病院や診療所での支払い等)
・慈善事業団体への支払い
・郵便局での支払い
・税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
・国民年金保険料
・寄付、募金(ふるさと納税を含む)
・年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
・手数料(リボ払い・分割払い手数料等)
・キャッシング
・その他、当カードの利用において三井住友カード、Visa、LINE Pay社が定める還元を認めない商品/サービス ポイント還元が享受できない場合は付与をもって回答とさせていただきます。
http://pay-blog.line.me/archives/23041436.html#a1
とあるように、実は一部抜け道があり、チャージ等でポイントの二重取りも可能です。
私が実際に還元を受けられているものだけ紹介します。
PayPayチャージの抜け道
PayPayは、普通にクレジットカードとしてチャージすると還元されませんが、ソフトバンクまとめて支払いや、ワイモバイルまとめて支払いを経由することでポイント還元の対象になります!
チャージ後はもちろんPayPayの還元もあるのでトータルで3.5%~4.5%還元になります。
普段使いはもちろん、割り勘やYahooショッピング、PayPayモールでも使えるので重宝しています。
欠点は、まとめて支払いに月額上限があることです。
大きい買い物をすると一瞬で使い切ってしまいます^^;
Suicaチャージの抜け道
SuicaはGoogle Pay経由でチャージで還元対象となりました。
こちらはJRE Pointとの2重取りができます。
電車や買い物で利用頻度は高いので、こちらも秀逸です!
6gramというサービス経由でのチャージでも還元されるらしいですが、私は未検証です。
Kyashは対象外
二重取りの代名詞みたいなKyashは残念ながら対象外です…
VisaLINEPayカードの3%還元が終わったらKyashメインで使おうと思ってます。
ポイントの現金化
LINE Payのポイントや、LINE Payの支払い等に充てるのが普通の使い方ですが、現金化も可能です。
ポイントをLINE証券口座かLINE Pay残高へ移して出金できますが、どちらも手数料がかかるので、私はとりあえずLINE証券で運用しています。
LINE証券口座からの出金
- LINEポイントをLINE Pay経由ででLINE証券口座へ移します。
- LINE証券口座から銀行口座へ出金します。
- ただし、手数料が220円かかります。
LINE Pay残高からの出金
- LINEポイントをLINE Pay経由でLINE証券口座へ移します。
- LINE証券口座からLINE Pay残高に出金します。
- LINE Pay残高から銀行口座に送金します。
- ただし、手数料が176円かかります。
まとめ
- 2021年4月30日までクレカの還元率3%
- 2021年5月1日以降も、LINE Payのチャージ&ペイでのみ3%継続可能
- 還元はLINE Payのポイントで貯まる
- 年会費は実質無料
- VISAタッチ決済対応
- 一部の電子マネーチャージで還元を受けられる
- ポイントは現金化や証券で運用できる
かなりお得なカードだと思うので、作ってみてはいかがでしょうか。
【家計簿ネタ】還元ポイントの元の金額がわかるボタンを作った
7月から家計簿に電子マネーのポイント付与も記録するようにしたんですよ。
するとVisaLINEPayのポイントがポンポン付与されるので、記録魔な私でもちょっと面倒になってきまして。。
LINE Payのポイント記録に、使った店やサービスはある程度出るものの、「Visa LINE Payクレジットカード」や「LINE Pay」、「オンライン決済」としか書かれていない明細が結構あるんですよね…
その都度電卓開いて、ポイント÷0.03して、どの支払のポイントなのかな~と手作業で探してたんですね。
それがさすがに非効率過ぎるのでちょっとしたボタンを家計簿に追加しました。
あ、いや、うん、見た目はいいんすよ…使えれば…
このボタンを押すと付与されたポイントが聞かれます。
ここに、たとえば「22」と入れると、
こんな感じの結果が出ます。
この22ポイントの元の支払いは734~766円の支払いのものだと教えてくれます。
3%還元は正確には、33円ごとに1ポイントで小数点切り捨てなので、割り算で元の金額出すと多少振れ幅が出ちゃうんですよね。
ついでに、データシートを表示してVisaLINEPayで支払ったものかつ、計算結果の範囲内の結果だけをソートするようにしました。
これでちょっとは入力が楽になりそうです^^
資産運用はじめました
生活防衛資金がある程度貯まったので、資産運用始めました。
といってもそんな大それたものではなく、初心者でも取っつきやすい、つみたてNISAとiDeCoが中心となります。
※始めたばかりの初心者なので間違いがあればご指摘ください。
きっかけ
ポイントやクーポン等のお得情報の収集がちょっとした趣味みたいなところがあり、情報収集する中で節税の情報にたどり着きました。
サラリーマン向けの節税はいくつかありますが、ここでは詳しい説明は省略します。
実質負担2,000円でいろいろな自治体の特産品を貰える。
※2,000円を超える寄付金が所得税から還付される。
- 医療費控除・セルフメディケーション税制
医療費や、特定の薬品の購入額が一定以上になった場合、超えた分を控除できる。
- 生命保険料控除
生命保険、介護医療保険、個人年金保険料を支払ってると一定額が控除される。
- 住宅ローン控除
住宅ローン組むと10年間控除が受けられる。
- 扶養控除
子供や親や親族を養っていると控除を受けられる。
- つみたてNISA
運用益が非課税(最長20年)になる投資
※詳しくは後述
運用益が非課税になる投資(60歳まで)
更に掛金が全額所得控除される。
ただし60歳まで引き出せない
※詳しくは後述
つみたてNISAとは
毎月コツコツ積みたてながらの長期に渡る投資を支援する制度です。
制度詳細(金融庁)
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html
通常、投資で得た利益は20.315%の税金がかかります。
つみたてNISAでは金額に上限がある代わりに、利益が非課税になるというものです。
非課税となる金額の条件は、年間40万円(月額約33,333円)までです。
非課税期間は20年ですが、投資可能期間は今のところ2042年までなので注意が必要です。
※2037年までだったが改正で5年延長となった
非課税期間
非課税期間は20年ですが、これは投資した年から20年なので、
といった具合に、細かく期間が分かれています。
そのため、開始して20年目にリーマンショック級の下落が来たとしても、そのタイミングで売却しなければ大きな損失になる可能性は低いと考えられます。
また、20年後に必ず売却する必要はなく、一般口座へ移行して通常の運用をすることもできるので、そこまで心配する必要はないと思います。
定額積みたて=ドルコスト平均法になる
毎月定額を積みたてるということは、自動的にドルコスト平均法という手法を取ることになります。
この手法のメリットは、レートの高い時は少額買い、レートの低い時に多く買うことができるため、購入単価を抑えられるという点と、チャートをほとんど見る必要がないという点です。
もちろん、レートが低いときに全力で投資する方がリターンは大きいですが、今のレートが「低い」かどうかは素人には判断が難しいうえに、頻繁にチャートを見る必要があります。
複利効果
長期投資を行う一番のメリットは複利効果でしょう。
例えば、年間利回り3%で10,000円だけ投資したとします。
1年目→10,000×1.03=10,300 (3%)
2年目→10,300×1.03=10,609 (6.09%)
3年目→10,609×1.03=10,927 (9.27%)
…
20年目→18,061 (80.61%)
といった具合になります。
単利3%だと3%×20年で60%ですが、複利だと利益にも利率が乗るので、約21%も増えています。
実際の積みたてNISAで考えると、
1年目→400,000×1.03=412,000円
2年目→(412,000+400,000)×1.03=836,360円
3年目→(836,360+400,000)×1.03=1,273,451円
…
20年目→11,070,594円
となります。
元金は400,000円×20年=8,000,000円なので、約300万円は運用利益ということになります。
上の10,000円の例ほど利率が伸びてないのは、期間を20年としているため後半に積みたてたものほど複利効果が薄いためです。
20年目に1年目で購入した資産を売却し、21年目に2年目に購入した資産を売却し…といった具合に1年ずつ売却タイミングをずらして売却した場合、
400,000×1.8061×20=14,448,800円となり、元金の1.8061倍になります。
約645万円が運用利益になり、この20.315%が非課税となるため、約131万円が節税できていると言えるでしょう。
つみたてNISAのメリット
つみたてNISAのデメリット
iDeCoとは
つみたてNISAは投資支援なのに対して、iDeCoは私的年金の制度です。
利益が非課税になる部分やコツコツ積みたてる性質はつみたてNISAとほとんど同じです。
iDeCoの特徴としては、
- 掛金を全額所得控除にできる
- 60歳まで引き出せない(積みたて可能期間は65歳まで)
- 取り扱う商品が多少異なる(同じものもあります)
- 受け取り方で控除が異なる
- 管理コストが少しかかる
といったものがあります。
掛金を全額所得控除にできる
iDeCoの最大のメリットと言えるでしょう。
iDeCoの掛金の全額を所得控除にできます。
掛金の上限は職業や会社により異なりますが、月額12,000円、20,000円、23,000円、68,000円のいずれかです。
私の場合は月額上限23,000円です。
サラリーマンの全体の平均年収は400万円ほどらしいので、これに当てはめて所得控除を受けると、ざっくり、年間41,600円の節税になります。
※某シミュレーションサイトの結果
22歳から60歳まで積みたてた場合、節税だけで1,576,800円になり、さらに元金10,488,000円に対して運用結果は19,349,067円となります。
掛金や利回り等で節税効果や運用結果は大きく変わるので、是非シミュレーションしてみてください。
60歳まで引き出せない
これがiDeCoのデメリットと言えますが、考え方によってはメリットにもなります。
- 老後資金の用意と考える(もともとこの趣旨)
- 続かない人でも無理やり継続できる
ただ、掛金は途中で変更ができるので、推奨はしませんがどうしても生活が苦しくなったら掛金を下げることもできます。
取り扱う商品が多少異なる
つみたてNISAでは投資対象が特定の投資信託ですが、iDeCoでは投資信託、定期預金、保険とちょっと幅が広いです。
定期預金は利益が無いので後述の管理コストと合わせるとマイナスになってしまうことも…節税と合わせるとさすがにプラスだと思いますが推奨はしません。
受け取り方で控除が異なる
- 一時金として一括で受け取る
- 年金として分割して受け取る
- 一時金、年金を組み合わせる
iDeCoの受け取り方は上記の3パターンがありますが、受け取り方で控除の種類が異なります。
一時金の場合は、退職所得扱いとなり退職所得控除が適用されますが、会社の退職金がある場合は金額によっては控除額を超えてしまう場合があるので注意が必要です。
年金の場合は、雑所得扱いとなりますが、公的年金等控除が適用されます。
どちらが良いかは人による…としか言えないので受け取り方はしっかり検討したほうが良いでしょう。
管理コストが少しかかる
つみたてNISAとは違い、iDeCoは加入時と運用中に手数料がかかります。
※信託報酬はどちらもかかりますが
SBI証券の場合、
少額ですが、38年運用すした場合、11万円ほどの手数料になります。
その他のも給付事務手数料等ありますが、回数は少ないので割愛します。
●参考
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/flow_04.html
投資しているファンド
投資商品に関してはまだそんなに詳しくありませんが、現在はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に100%投資しています。
S&P500は米国企業で大手500銘柄で構成されている指標です。日本でいうところの日経平均株価みたいなものですね。
S&P500のメリットはいくつかあります。
信託報酬が安い
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬は、現在0.0968%以内となっています。
年間40万円運用したとして、387円ほどです。
インデックスファンドは信託報酬が安いものが多いですが、その中でも上位に入るほど信託報酬が安いです。
長期運用向きのファンドだと思います。
参考
https://finance.yahoo.co.jp/feature/promotion/trustfeesrate/pc/index.html
米国企業の成長性に期待が持てる
長い歴史の中で、ITバブル崩壊やリーマンショック、最近のコロナショックをも乗り越えて、高値更新を続けています。
横ばいを続けている日経平均に比べると期待値は高いですね。
今後も大きな一時的な下落はあると思いますが、ドルコスト平均法があるためそう悲観するものでもないと思います。
最終的に右肩に上がっていれば良いのです。
ただ、単一銘柄に100%投資はリスクが高いので、今後ある程度資産分配は行っていきたいですね。
運用成績
まだ運用して日が浅いので成績も何もないのですが、数ヶ月ごとに成績を書いていければと思います。
今のところ4%程度プラスですw
まとめ
FXは…
余談ですが、LINE FXのキャッシュバック5,000円が欲しくてFXも少しやってみました。
こちらは日記というか自分への戒めのための記録です。。w
初めてFXをやってみて、少額とはいえお金が増減するのに興奮を覚えました。
初日(7/28)は、ちょっと勝っては利益確定を繰り返し、始めたばかりなのに+4,000円という好成績でした。
ここで欲が出て「10,000円くらいならいけそうだな」と思ったのが典型的なダメ思考でした。
初心者にありがちな「コツコツドカン(ちまちまと少額稼いで一気に損失を出す)」をキメてしまい、-18,000円ほどに…
人は得る感情よりも失う感情のほうが大きいとよく言われていますがそのとおりで、「+4,000円でやめていれば…差額の22,000円でアレが買えたなぁ」とかいろいろ思うものです。
目的だった5,000円キャッシュバックどころか赤字なので後悔が続きます。
FXや投資をするときは、日常の金額で考えると感情に影響されやすくなるので、まったく別物として切り分けて考えた方が良いです(ネトゲのお金みたいな感じに)
2日目(7/29)は初日の損失を取り戻すべく、1回の取引量を5倍に増やしました。
これもやってはいけない例です。
0.1銭動くと10円の損益で動いてたものが、0.1銭動くと50円動きます。
前述の失う感情も強くなり、損失がある程度膨らんでいったところで損切りを繰り返し、レンジ相場(一定の範囲をいったり来たりを繰り返す相場)にもかかわらず-57,000円まで膨らみました。
3日目(7/30)はさらに取引量を増やし、初日の10倍に増やしました。
0.1銭動くと100円動きます。
この日も感情MAXのトレードを繰り返し、-93,000円になりました。
こうなったら四六時中チャートが気になり、仕事も集中できず、ご飯食べていてもシャワー浴びていても移動中でも常にチャートが気になってしまいました。
4日目(7/31)は、ポジションを持ったまま朝起きると0.5円ほど相場が下がっており、含み損込みで約-150,000円からスタートしました。
数ヶ月分の貯蓄がパーになったと思うと、何もやる気が起きませんでした。
それに加えて、マイナス続き&チャートを見続けることが精神的に苦しく早く辞めて解放されたいという気持ちが強くなり、約-200,000万まで落ちたら損切りして諦めて辞めようと思い、撤退ライン104.16円(ドル円相場)に決めました。
すると、104.18円あたりを底値に急上昇を始めてくれたので、まさに首の皮一枚で生き残りました。
結果的に、約-50,000円で撤退しました。
お金も引き出し、二度とFXなんてするか!!という気持ちでした。
…が、失ったものに対する感情はやはり強く、「5万円あったらあれが買えたなぁ」という気持ちが再び…
またFXに手を出したのでした。
そこからは-23,000円まで戻したと思ったら-80,000円まで膨れ上がったりしながら、最終的には+10,746円まで持ってくることができました!
これ以上は欲が出て失敗すると思い、今度こそ撤退しました^^;
改めて素人が手を出すものではないと実感しました。
FXは計画的に…
自作のExcel家計簿を大幅改修したので少し紹介
またまた久しぶりの記事です。
家計簿を付け始めて5年が経ちます。
最初はExcelでベタ打ちで付け始めて、データの表記ゆれを減らすために入力用のシートを作って、項目分類ごとに集計するシートを作ったり、クレカの請求額がわかるようにしたり、幾度となくアップデートを続けてきました。
ついさっき家計簿Ver.8になったので、簡単に紹介します。
家計簿始めたきっかけ
新社会人になり、支出をなんとなく把握するためにつけ始めました。
支出のみ付けていたので貯金額はすぐにはわからず、「いくら貯まった」というより「あといくら使える」という感じの使い道になってしまい、あまりお金を貯めることには繋がりませんでした。
使っていくうちに、こういう機能が欲しい、もっと楽にしたい、といった欲が出ていろいろ改造してきました。
バージョンアップしてきた機能
Ver.1
2015年4月1日からスタート
今のメインPCにデータが入っていないのでうろ覚えですが、Excelに各種項目をベタ打ちで管理していたと思います。
年度ごとにシートが追加されるクソ仕様。
Ver.2
公務員の仕事に慣れてきた(悪い意味で)頃に改修したもの。
セルの結合や明朝体がつかわれているぞ!!
機能的にはクレカの請求額(100%一致はしない)を表示できる機能と、月額の合計を表示できる機能を追加。
Ver.3
何が変わったのかよく覚えていない(データ見てもわかりゃん)
Ver.4
2018年11月頃に改修
年度ごとにシートを追加する運用はいい加減キツイと感じて大改修。
データはひたすら積み重ねていくデータベース式に変えて(Excelのままですが)、表記ゆれやミスを減らすために入力用シートを作成したのが大きな変更点。
↓Ver.2と同じデータのVer.4での画像
入力用シートはこんな感じ。
いちいち日付を入力するのが面倒になったのでボタンを作った。
Ver.5
2019年7月頃に改修。転職して固定費が増えたことにより、固定費を簡単に把握できるようにしたくなった。
月ごと・分類ごとに集計して一覧化するシートはあるものの、入力した日付=集計する日付となってしまい、2ヶ月分の固定費が集計される月や、0円の月があり、把握が煩雑だった。
固定費用のコードを作って管理することにした。
また、このバージョンからポイント利用やPayPay等の電子マネー利用の管理を出来るようにした。
この機能と合わせて、ようやく収入を記録できるようになった。
チャージ時に支出して、電子マネーでの支払いは支出無しという扱い。
↓変更したフォーマットと電子マネーの扱い
↓固定費シートはこんな感じ
B列のコード+年度+月を検索キーにして、データのJ列とM列でsumifsしているだけ。
Ver.6
収入記録が無いデータと、収入を付け始めたデータではかなりゴチャゴチャして計算が合わないことが頻発したので、引越し前のデータはVer.5に置いてきて、真っ白なデータで再スタートした。
データの最初には調整用の金額が乱れまくっているけど、そのうち気にならなくなるだろう…
機能的なバージョンアップは無し。
Ver.7
Ver.6で運用していると、ある日家計簿上の残高と実際の残高が一致しないことに気が付いて、残高を管理できるようにした。
使用している口座と、現金まで管理できるぞ!
また、マイナーバージョンアップも重ねて、残高推移を見れる機能や、コーヒーを淹れた記録を付けるシートも追加した(家計簿関係無い)
見せられないよ!
一件ベタ打ちみたいなデザインだけど集計は自動です。
コーヒー記録用のシート(笑)
最近はコメントが「美味しい」とか雑な感じになってきた。
使った金額が異様に高いのはミルのせい。
Ver.8
完成したばかりの最新バージョン。
Ver.7では収入機能を追加したものの、
- 立て替えたお金は収入?支出?返金は?
- 使ってる電子マネー増えてきたけど残額管理してないから記入漏れあってもわからない
- 電子マネー込みの資産総額がわからない
- 電子マネー増えてきて支払方法が複雑化してきた
- ↑例1:LINEPayのチャージ&Payは電子マネー?クレジット?
- ↑例2:GooglePay経由のQUICPay経由のデビットカードは電子マネー?カード?口座?
- 資産管理始めるから対応できるようにしたい
といった細かい部分に手が届かなくなり、改修。
ついでに絶対参照していたVBAのコードを、名前定義に変えてメンテナンス性を改善しました。
例:Range("$A:$B")→Range("定義した範囲")
定義した範囲=$A:$B
フォーマット変更
フォーマットを大きく変えました。
- 分類のほかに収支分類(支出、収入、移動、クレカ引落)を追加(集計が楽に)
- 支出用の金額列と収入用の金額列を分けていたものを統合
- お金の移動の場合は、移動先を指定できるように項目を追加
- 支払方法をマスタ管理化
- 分類をマスタ管理化
- 電子マネーをチャージ時支出無し、利用時支出の考え方に変更
右の灰色の部分は集計に使用するもの。支払方法に紐づいて自動で入力されます。
データから入力用シートにコピーするボタンも追加。
入力補助
入力用シートでは、日付を入れると必須項目に色が付きます。
例:支出の場合
例:移動の場合
必須項目が埋まっていない場合、入力完了を実行できないようフェイルセーフを付けています。
分類のマスタ化
見切れていますが、こんな感じで管理しています。
1行目が収支分類
2行目以降が、それぞれの収支分類に対応した明細分類です。
ちなみに抽出ボタンを押すと、選択中のセルに該当するデータのみをフィルターして表示できます。
入力用シートでは、収支分類に応じて、明細分類のプルダウン内容が変化します。
収支分類が支出のときはマスタのA列が表示され、収入のときはB列が表示されます。
これは、indirect関数と名前の定義を使っています。
支払方法のマスタ化
支払方法の多様化に合わせて、マスタ管理するようにしました。
機能としてはあまり変わりませんが、複雑化が少し解消されました。
入力時は、支払方法だけ選択し、残りのデータはvlookupで自動入力されます。
思いついただけ入れてますが、使わないこともあるかもしれません。
支払方法
入力時に使用する。わかりやすい任意の名前でおk(ただし要ユニーク)
S_最終決済
最終的にどこで処理されるかの決定。
デビットカードとかはカードだけど実質口座引落と同義だよねってことです。
S_現金属性
いるかこれ?
S_口座属性
口座振込や口座引落、振込等に参照する金融機関の情報。
S_クレジットカード属性
クレジットカード利用時に参照する金融機関の情報。
支出として集計されるが、残高には影響しない。(引落予定に集計される)
S_電子マネー属性
電子マネー利用時に参照するサービスの情報
S_デビットカード属性
いるかこれ?
資産運用シートの追加
始めたばかりなので資産運用なんて大層なものではない(金額ボカすほどでもない)ですが、使って見ながら改修していく感じです。
経過も記録したいところですが、さすがにそれは面倒かな…。
オレンジのセルに入力すると、隣に入力した時間が自動記録されます。
今後のアップデート予定
いつかやりたいな~程度ですが、
- 完全にDB化したい
- Webアプリ化したい
くらいです。
だいぶ突き詰めてきた感じがします。
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ここの処理どうやってるの?とかこういうケースの時どういう扱いしているの?とかありましたらコメントかtwitterでご連絡くださいませ。
家計簿ガチ勢の人と話してみたいです。